ANAカード比較と陸マイラーにオススメな選び方!VISA、アメックスそれともゴールドカード?…どれがお得?

ANAマイルを貯める上で、ANAカード(ANAと提携しているクレジットカード)は絶対に必要となります。
クレジットカードなしでマイルを貯めようと言うのは無謀すぎるので、ANAマイレージクラブへの登録が終わってから、次はクレジットカードの作成をするようにしてください。
この記事では、オススメのANAカードをご紹介していきます。
ANAのホームページを見ますと、ANAカードの種類は25種類もあります(楽天やヤマダ電機などの企業提携カードも含めると50種類以上?)
それをひとつひとつ吟味していてはいつまで経ってもマイルを貯め始めることができませんので、この記事を参考にしていただけますと幸いです。
【第2回】ANAマイレージクラブを使いこなす基本講座
ANAマイレージクラブを使いこなす流れを、全7回に渡ってお伝えしていきます。
一通り読んで頂ければ、基本はマスターできるようになっています。
第2回:おすすめでお得なANAカードの選び方 ←今はココ!
第5回:ANAマイルのお得な使い方
第7回:ANAの上級会員サービス
ANAマイルを貯める為に、ANAカードは絶対に必要
ANAカードがなぜ必要かというと、飛行機に乗った時のフライトマイルボーナスが付くのもありますが、一番は日常のお買い物でマイルを貯めることができることです。
現金払いをしていたり、他のクレジットカードで支払っていてはANAマイルは貯まりません。
提携ショップではマイルが割り増しでもらえますが、提携していないお店でもANAカードを使えばマイルが貯まります。
ですので、ANAマイラーの第一歩はANAと提携しているクレジットカードを作ることから始まります。
ANAカードの選び方
ANAカードの選び方は以下のことを検討した上で入会をご検討ください。
・年会費
・マイル還元率
・入会キャンペーンでの獲得マイル数
・マイルの有効期限を延ばせるか?
・海外旅行をするなら、海外旅行保険の補償金額
絶対に持っておきたい1枚は「ANA TOKYU POINT ClubQ マスターカード」
オススメ度【★★★★★】
オススメというか、まず最初に絶対持っておきたいのはANA TOKYUカードです。
ANA TOKYUカードは通称名で、正式名称は「ANA TOKYU POINT ClubQ マスターカード」です。
このカードは、東急グループと提携したANAカードとなっていて、TOKYUポイントを貯めることができます。
カード決済でTOKYUポイントを貯めるのではなく、他のポイントサイトで貯めた各種ポイントをTOKYUポイントを経由することによって、ANAマイルに交換した時の還元率を75%まで上げてくれます。
別記事で詳しくは解説していますが、ポイントは一度のクレジットカード決済で二重取り、三重取りすることができるので、二重三重に獲得したポイントをANAマイルに交換する時に、TOKYUカードを使った「TOKYUルート」が必要となります。
ANA TOKYU POINT ClubQ マスターカードの特徴
・年会費:2,200円(2,000円+税) 家族カード1,100円(1,000円+税)
・マイル還元率:0.5%
・ANA航空券の購入で100円=1.5マイル相当(ANAカードマイルプラスでの自動積算マイル+ポイント移行マイル)
・マイル移行手数料:年間6,600円(6,000円+税)
・各種ポイントからANAマイルに交換する時、TOKYUポイント経由で還元率75%で交換できる唯一のクレジットカード
・毎年更新するとボーナス1,000マイルを獲得
「ANA TOKYUカードの詳細とお得な作成方法」はこちらの記事をご参照ください。
陸マイラー必携のクレジットカード!ANA TOKYUルート対応!お得なキャンペーンと入会方法!1番良いポイントサイト経由は?マイル交換方法、還元率も解説
国際線の特典航空券を狙うならANAゴールドカードは決済用で1枚欲しい
「なるべく早くマイルを貯めたい」
「海外旅行をする」
「国際線で特典航空券を使いたい」
と思う場合は、上述のTOKYUカードと合わせてANAのゴールドカードを作った方が良いです。
理由は、大きく2つあります。
・入会キャンペーンで大量マイルがもらえる
→ いきなりビジネスクラスに乗れるほど
・ゴールドカード以上だと海外旅行保険の補償が充実している
→ 旅行の度に空港で保険を買わなくてよくなるので、結果的に安い
ですので、特におすすめのカードをご紹介しますので、使い方に合わせてご検討ください。
年会費重視なら「ANA VISA ワイドゴールドカード」
オススメ度【★★★★★】
ANA VISA ワイドゴールドはANAマイルを貯める場合、年会費をなるべく抑えたい方向けです。
VISAブランドなので、海外でも使い勝手が良いのが特徴です。
多くのANAマイラーの入門カードになっており、私の中でも初めてのANAカードとしてオススメの1枚です。
理由はコストと内容のバランスが良いと思います。
さらに、自動リボ払い設定にするなど年会費を下げることもできます。
ただし、海外旅行保険の内容は薄めです。
ANA VISA ワイドゴールドの特徴
・年会費:(15,400円(14,000+税)(自動リボ払いとWeb明細の設定で10,450円(9,500円+税) 家族カード4,400円(4,000円+税)
・マイル還元率:1%
・ANA航空券の購入で100円=2マイル相当(ANAカードマイルプラスでの自動積算マイル+ポイント移行マイル)
・マイル移行手数料:無料
・フライトマイルボーナス:+25%
・国内外28空港39の空港ラウンジを無料で利用可能
・海外旅行保険が手薄
・入会キャンペーンポイントで大量マイル獲得が可能
・毎年更新するとボーナス2,000マイルを獲得
「ANA VISA ワイドゴールドの詳細とお得な作成方法」はこちらの記事をご参照ください。
コスパ良く、有効期限無期限で貯めるなら「ANAアメックス」
オススメ度【★★★☆☆】
ANAアメックスは、年会費がANA VISA ワイドゴールドよりも安価にマイルを貯めることができます。
年会費が安いので、「とりあえず気軽にマイルを貯めてみたい」という方におすすめです。
入会キャンペーンポイントも高額案件が出ていますので、特典航空券を使ってみたいという方にとってもお試しができるカードです。
また、アメックスのメリットは貯めたポイントをマイルに交換せずカードに貯めておけば、マイルに交換しない限り無期限にすることができます(ANAマイルの有効期限は36か月)。
「ANAアメックスの詳細とお得な作成方法」はこちらの記事をご参照ください。
ANAアメックスカード入会の特典とメリット!【5月限定:最大45,000ポイント】お得なポイントサイトは?特典とメリット紹介
ANAアメックスの特徴
・年会費:7,700円(7,000円+税) 家族会員2,750円(2,500円+税)
・マイル還元率:1%
・ANA航空券の購入で100円=2.5マイル相当(ANAカードマイルプラスでの自動積算マイル+ポイント移行マイル)
・マイル移行手数料:年間6,600円(6,000円+税)
・フライトボーナス:+10%
・国内外28空港39の空港ラウンジを無料で利用可能(同伴者も1名無料)
・ポイントをマイルに交換しなければ実質無期限にできる
・入会キャンペーンポイントで大量マイル獲得が可能
・毎年更新するとボーナス1,000マイルを獲得
レストランサービス重視なら「ANAダイナース」
オススメ度【★★☆☆☆】
ANAダイナースのメリットは、その高いステータスとダイナースブランド独自のレストランサービスにあります。
ダイナース提携の全国にある高級レストランで2人で食事をすると1名分の食事料金が無料になるという「エグゼクティブ ダイニング」サービスがあります。
私が住んでいる地域では地元では有名な1店舗しか対象のお店がありません( ;∀;)
レストランサービスを積極的に利用される場合、非常にメリットがありますが、そうでない場合はコスト面も合わせると全体的におすすめ度は下がると思います(東京や大阪ならたくさん対象店舗があります)。
また、ダイナースカードはレジで使えないお店が結構多いのが辛いところです。
ダイナースカードOKのお店でもなぜか通らないことも多くあり(私がいけないのか?)、結局他のカードで支払いをすることも・・・日本でも海外でも・・・。
そういった面から、ANAマイルを貯める観点からいうとオススメ度は低いカードとなってしまいます。
ANAダイナースの特徴
・年会費:29,700円(27,000円+税) 家族会員6,600円(6,000円+税)
・マイル還元率:1%
・ANA航空券の購入で100円=2マイル相当(ANAカードマイルプラスでの自動積算マイル+ポイント移行マイル)
・マイル移行手数料:無料
・フライトマイルボーナス:+25%
・世界750カ所の空港ラウンジが利用可能
・レストランサービス「エグゼクティブ ダイニング」が付帯
・海外旅行保険が充実
・毎年更新するとボーナス2,000マイルを獲得
「ANAダイナースの詳細とお得な作成方法」はこちらの記事をご参照ください。
ANAダイナースの入会キャンペーン!【5月:216,000マイル】ポイントサイト経由でお得に申込!5つのメリットをご紹介
年会費無視、マイル還元率が最強なのは「ANA VISA プラチナ プレミアム」
オススメ度【★★☆☆☆】年会費無視なら★5つ…
「年会費はいくら高くてもいいからとにかくいいカードを使いたい!」
というセレブの方には、ANA VISA プラチナプレミアムがオススメです!
マイル還元率、コンシェルジュサービス、旅行保険、レストランサービスなど、どれをとっても最高峰です。
今回、ご紹介しているカードの中で唯一プライオリティパスが無料で付帯されているのもメリットです。
ANA VISA プラチナ プレミアムの特徴
・年会費:88,000円(80,000円+税) 家族会員4,400円(4,000円+税)
・マイル還元率:1.5%
・ANA航空券の購入で100円=3.5マイル相当(ANAカードマイルプラスでの自動積算マイル+ポイント移行マイル)
・マイル移行手数料:無料
・フライトマイルボーナス:+50%
・プライオリティパスが無料($429相当)
・海外旅行保険が充実
・レストランサービスが重質
・コンシェルジュサービスが使える
・毎年更新するとボーナス10,000マイルを獲得
「ANA VISAプラチナ プレミアムカードの詳細とお得な作成方法」はこちらの記事をご参照ください。
ANA VISAプラチナ!還元率1.8%!【5月限定】ポイントサイト経由!キャンペーン特典で最大マイルを獲得する!メリットを徹底比較
まとめ
日常生活の中でANAマイルを貯めるメインカードをまずは作成することからANAマイラーへの第一歩がはじまります。
年会費無視ならANA VISA プラチナ プレミアムですが、コストと内容のバランス的に実際に私が使ってみてオススメできるカードをこの記事ではご紹介してきましたが、その中でも費用対効果が高いのが「ANA VISA ワイドゴールド」となります。
海外旅行保険が薄いとは思いますが、入会キャンペーンでのマイル獲得数も多く、なによりサービスに対しての年会費は安いと思います。
本格的にANAマイルを貯めるなら、まずは「ANA VISA ワイド ゴールド」をご検討してみてください。
「ANA VISA ワイドゴールドの詳細とお得な作成方法」はこちらの記事をご参照ください。
ANAカードについては以上となります。
次は、基本的なANAマイルの貯め方について解説していきます。
「基本的なANAマイルを貯める方法!陸マイラーは提携店、レストラン、電子マネー、フライト、ホテル予約などで最初は貯めてみよう」にお進みください(*^▽^*)
ANAマイルを貯める基本的な方法!陸マイラーは提携店、レストラン、電子マネー、フライト、ホテル予約などで最初は貯めてみよう
おまけ:スーパーフライヤーズカード(SFC)が作れるカード一覧
ANAの上級会員サービスを、カードを所有している限りずっと利用することができるSFC(スーパーフライヤーズカード)の一覧もご紹介します。
ANAの上級会員制度は別記事でお伝えしますが、このカードはいきなり申し込むことができません。
ANAのプラチナ会員になってから、カードを切り替える申請することによってカードを持つことができるようになります。
ですので、ちょっとだけ玄人向けとなりますが、SFC修行と呼ばれる飛行機に乗りまくって入手する方がいるくらいメリットのあるカードなので、機械があったら目指してみるのも面白いと思います(*^-^*)
カード一覧
・ANAスーパーフライヤーズカード(一般カードJCB、VISA、Master)
・ANAスーパーフライヤーズ ゴールドカード(一般カードJCB、VISA、Master)
・ANAダイナース スーパーフライヤーズカード
・ANAアメリカン エキスプレス スーパーフライヤーズ ゴールドカード
・ANA JCB スーパーフライヤーズカード プレミアム
・ANA ダイナース スーパーフライヤーズ プレミアムカード
・ANA VISA プラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード
・ANAアメリカン エキスプレス スーパーフライヤーズ プレミアムカード
基本ANAゴールドカード以上を持っていれば、プラチナ会員資格を達成と同時にカードの切り替え申請ができますので、新たに新しいカードを作り直す必要はありません。
SFCで利用できる主要サービス
SFC(スーパーフライヤーズカード)の主だった特典を参考程度にご紹介させていただきます。
ANAのプラチナ会員になるには、1月から12月の間に1年間でANAグループ、またはスターアライアンス加盟航空会社の運航便に搭乗して貯まる、プレミアムポイントの量に応じて会員ランクが決定します。
※ プレミアムポイントは、マイルとは別に貯まる搭乗ポイントのこと。
※ プラチナ会員になるには、プレミアムポイント50,000ポイント以上必要
SFCのメリットは、プラチナ会員とほぼ同等のステータスを、カードを所有し続けている限りずっと保持できることにあります。
主なサービスは下記の通りです。
・プレミアムメンバー専用サービスデスク
・ラウンジが利用可能
→ 国内線ではANAラウンジ利用可能
→ 交際戦では日本発ならANAラウンジ、海外発の場合はスターアライアンス加盟航空会社のラウンジが利用可能です。
・フライトボーナスマリウがもらえる
・優先チェックインカウンターの利用
・専用保安検査場の優先レーン
・優先搭乗が可能
・手荷物受け取りの優先
・満席時の空港待ちの優先予約
など
以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました<(_ _)>
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